96日目(6/23月)慰霊の日(沖縄)

遠く故郷を離れていても気持ちは沖縄の方に。
平和な世の中に少しでも近づける様に、出来る事を自分なりに。

ここビクトリアに来て、うまく行っている様にも見えますが、大なり小なりの問題は起きています。
それでも前を向いて、周りをハッピーな気持ちにさえ出来たら、自分もハッピーになれるかなと思います。

ここの図書館でたまたま見つけたんですが、「Devil Dogs」著者: Saul Davidというタイトルで、第二次世界大戦の記録、証言、回想録をまとめたノンフィクション物語がありました。物語と付けると、どうしても創作が入っているようなイメージを持ってしまうのですが、私の中で当てはまる言葉が見つからなかったので、物語と書きました。
本の帯に「ガダルカナル諸島から日本まで」とあったので、もしかしたらと思い、目次を見てみると、沖縄戦の事がしっかりページを割いて記されています。中を読み進めると、知っている地名が出てきます。Yomitan(読谷)に始まり、Itoman(糸満),Mabuni(摩文仁),Kyan(喜屋武)の地名まで。これは非常に驚きました。私たちが学生時代に習う戦争の歴史と同様の流れで記されています。(その前に離島の話もあると思いますが、本島戦は4月の読谷上陸から始まっています)
この著者は、その時代のいくつかの戦地に出ていると思うのですが、その中でも沖縄戦は史上最も悲惨な戦いだったとありました。 他にも私が祖父母から聞いていた内容とほぼ同じで、沖縄の人と日本軍の話や、自決の話、バックナー中尉の話など。 まさか、ここビクトリアで沖縄戦の事を読む事になるとは思わず衝撃でした。今まで習った内容とアメリカ人目線のものがリンクして一つの線が太い線になった感じです。

 色々な気持ちが頭を巡りましたが、やっぱり平和であることが尊いなと思います。

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